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メゾソプラノの三津山姉さんより招待いただき、行ってきました東京芸術劇場。
池袋の駅前にドーンってあるのね。初めてだったのでワクワク。 チマローザのオペラ「秘密の結婚」はモーツァルトと並んで、とても有名な演目だそう。(もちろん私は知るはずもない)今回は普通上演されている版とは異なった、「ナポリ初演用異稿」が採用されているとのこと。具体的に何が違うのか簡単に言うと、通常はカロリーナという妹役が主役なのだそうだが、ナポリ版にはチマローザ自信が姉役のエリゼッタのために、長大なアリアを追加していて、姉のほうが主役になりうる、というもの。 東京室内歌劇場40周年記念演奏会 〜国立音楽大学所蔵のナポリ初演用異稿〜 指揮:ヴィート・クレメンテ 演出:伊藤隆治 キャスト: エリゼッタ 末吉朋子(ソプラノ) カロリーナ 薗田真木子(ソプラノ) フィダールマ 三津山和代(メゾソプラノ) ジェローニモ 志村文彦(バス) ロビンソン 井上雅人(バリトン) パオリーノ 青地英幸(テノール) この公演は4日、5日の2回公演で、5日の出演者は基本的に全員違う。私が聴いたのは初日の方。オペラって、脚本の内容が面白いのではなく、演出とか歌手の技量とかオケの上手さとか、そういうものを聴くものだと思っていた。だって、大抵のオペラは相続や結婚にまつわる男女関係の話だからねえ。だがしかし、この「秘密の結婚」はストーリー展開も大変に面白かったのだ。次はどうなるのかなぁって期待が満載で、本当に面白いオペラだった。 オペラにまったく詳しくない私の感想だが、上記の出演者は全員が重要な役を担っていて、それぞれに出番が多い。合唱団もなく、召使役の男女4人は言葉を発しない「完全脇役」で、舞台上には常に6人の誰かがいるのである。 しかも、原語(イタリア語)上演で、字幕付き! これがびっくりだ〜。日本人のオペラでこれだけセリフの多い作品を原語で観るのは初めてである。全員がぺらぺらとイタリア語で会話し、歌い、演技をする。もう、感動的だ。「夜の女王」のようにアリア2本歌えばおしまい、それだけに集中する、という役柄のオペラとはまったく異なっているのである。こういう作品は「アンサンブルオペラ」と言うらしい。(薗田さん談) アンサンブルオペラの場合、歌ったり演技をしたりしているメインの歌手の周りにいる「いわゆる舞台に出ているけどセリフもなく演技だけの人」の演技がとっても重要なのだそう。そりゃそうだ、たいていオペラって舞台の端に立ってる人でも、「劇」に参加していて、派手に驚いたり、一緒に悲しんでみたり、ヒソヒソ話をしたりと全体のストーリーに絡んでこなくちゃいけないのよね。だから、チームワークもとても大切なんだそう。みんなとの演技に温度差があると、その人だけ浮いてしまいがちになって、作品自体がしっくりいかないのだそうだ。 ものすごく興味深い話がたくさんきけて(アフターでなぜかカロリーナとフィダールマと一緒に飲んでいた私です。ハイ)有意義な時間だった。 もちろん、皆さんレベルの高い歌手ばかりで、エリゼッタは超難易度と言われるアリアをしっかり歌いきったし、我が三津山姉さんのフィダールマも、ものすごい存在感と声量で圧巻だった。メゾはソプラノに比べて「脇役」であることが多いといわれるけれど、それは少なくとも劇中の役柄のことだけなんだなあと、私的には感動した。2幕の佳境に歌われるフィダールマのアリアは、もう、涙出たもん。姉さん、すごいっす!!なんか嬉しかったし、誇らしかった私。 演出もとても手が混んでいて、飽きさせないような舞台展開に工夫されている。中華料理のテーブルみたいに、くるくる回る舞台が3区分にわけられていて、それぞれがドアで繋がっている。(1)の部屋がジェローニモの部屋なら、(2)の部屋が居間、(3)は屋外、のように場面に応じてパパッと転換が可能になっている。すごく考えられていて、見ているほうは楽しい。加えて、字幕もたくさんの文字がいっぺんに表示されることがないし、読んでいてこれは誰のセリフ?ってこともない。字幕ばっかり追いかけて舞台が見れない!ということがない。 なんか、完成度高いなァと思った。さすが、東京室内歌劇場!である。 オケは・・・う〜ん、、、。 |
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chimeさん、ご無沙汰しております!
チマローザは、ちょうどナポリに居た時研究のため留学されている日本人の方が来ていました。私はその時初めて この作曲家の名前を聞いた次第です。 ナポリにある音楽大学の中の図書館に入るための許可を取るのに何年もかかったんだとか。。。 イタリア語やドイツ語オペラ時々観ますが、やはり日本語字幕が欲しいですね^_^;ほんと音楽だけは世界共通語だなって実感します。 ヨーコさん ご無沙汰しております。
ブログ拝見してますよ。相変わらずお元気で精力的に?イタリアを生きてますね! 私もチマローザは名前は知れどもオペラなど全然!でした。イタリア国内なら定番で上演されてるのではないでしょうかねぇ、有名なオペラみたいなので。ストーリーもとっても面白いのですが、そっか、字幕がないのねえ。でも、会話もすごく多くて、所詮惚れた惚れたのドタバタ劇なので、ヨーコさんのレベルであればきっとイタリア語で理解できると思いますよ! そういや、東京芸術劇場でもセリフを聞いて「ワハハ!」と反応しているお客さん達が沢山いました。字幕を読んでる私にはチンプンカンプンでした・・・。 |
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